胃カメラ
腹痛・吐き気・胸焼け・腹部膨満感などの症状がある方などにお勧めします。
また、食道ガンや胃ガンの早期発見目的の検診も行っています。
口から柔らかいカメラ(管)を挿入し、食道・胃・十二指腸の粘膜を観察する検査です。
この検査では、逆流性食道炎・胃炎・胃ポリープ・胃潰瘍・十二指腸潰瘍などの良性疾患の診断、食道ガン・胃ガンなどの早期発見を目的としています。
また、病変が疑われる部位の組織を一部採取して確定診断を行ったり、ピロリ菌の検査も行ったりすることもあります。
※所要時間:検査自体は約5~10分程度です。鎮静薬や鎮痛薬を使用した場合は、検査後1~2時間はベッドで休んでいただきます。
※検査料金
胃カメラのみ | 1割 | 2,000円前後 |
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3割 | 5,000円前後 | |
胃カメラ+病理検査 | 1割 | 5,000円前後 |
3割 | 12,000円前後 |
ピロリ菌について
ピロリ菌の感染は慢性胃炎、胃潰瘍・十二指腸潰瘍、さらには胃癌の発症と密接に関連することが証明されています。
検査方法としては、胃カメラの最中に胃粘膜を採取し、ピロリ菌の有無を判定します
また、胃カメラをしなくてもピロリ菌感染の有無を調べる方法があります。
尿素呼気試験という検査方法で、錠剤を内服していただき15~20分後の呼気を採取します。
息を吐くだけの検査なので、全くきつくありません。
胃潰瘍や十二指腸潰瘍の経験がある方、再発をくりかえす方など、消化性潰瘍と診断された患者さんは健康保険で検査を受けることができます。
その他、胃癌家系でご心配な方や、何となく胃の具合がいつも悪い方などはご相談ください。
希望されれば自費にはなりますが、検査を受けることができます。